つくばでライフシフトを目指す40代男性のブログ

2010年に都内から茨城県つくば市研究学園に引っ越してきました。TX(つくばエクスレス)で都心まで電車通勤をしております。

100年に一度に備えよ!つくば教育大綱をアップデートせよ①

つくば市の教育レベルって高いですよね。子供達の話をそのまま真に受けるわけではありませんし、聞いた話はチャンピオンデータに近いかもしれませんので軽〜く流してくださいね。

楳図かずお先生が子供向け番組でびっくり顔の書き方をご教授したらホラーだった絵)

[公立某小中一貫校に通う学校で聞いた怖い話]

  1. 小学校2年生程度で小学校で習う算数はマスターしている子が少なくない(キャーー-)
  2. 小学生で英検準2級をもっていても特に自慢にならない(キャーー-)
  3. 学校の授業は発見がなくつまらないと感じる子が少なくない(キャーー-)

まだまだ子供の学力に纏わる悲鳴をあげるような話を聞いた事がありますが少なめに列挙しておきました。一方で住んでみるとわかりますがつくばの子供達はこんな感じだよねーと思えてしまいますよね。

ちょっと古いですが、こんな記事まであります。ちょっと他力本願的な記事で?って気がします。
https://dot.asahi.com/aera/2015091700106.html

この素晴らしい成果は教育熱心な親御さんと諦めずに頑張ったお子さん達の賜物です。(拍手!)このようなお子さんには、仮に希望する学校、企業、団体に所属できなかったとしても、きっと食うに困ることはありませんね。私も頼もしいお子さんだと思います。こんな子が持ちたい!って思う方多いですよね。

でもーー、もしも、もしもですよ、選考基準や算出方法が変わってしまった場合どうしますか?今、まさに100年に一度の変革が訪れていることはご存知ですよね。それは、ある日突然どこからともなくやってくるもので、可視化することも耳を澄ましてその足音を捉えることは極めて難しいモノです。

時代/最後の女神

時代/最後の女神

その正体は『時代』です。あまりピンときませんね。過去日本の『時代』が大きく動いた時って、幕末〜明治にかけてでしょうか。あの時、特権的な存在であった武士はどうなったんでしょうか?力のない大名はどうなったんでしょうか?大名や武士の家庭に生まれ育った子供達は途中で時代が変わってしまってどのような生涯を終えたのでしょうか?
黒船来航から倒幕までは僅か16年間です。数百年間続いた社会制度からみればこの期間に新しい時代にアップデートしていったスピード感はまさに異次元の感覚ではなかったでしょうか。今まさに訪れようとしている変革はこれ以上なんでしょうかね。

私の肌感覚で申し訳ないのですが、サイド7でアムロ・レイが初めてガンダムに搭乗した5日後には地球に降り立ちガルマ・ザビを撃破しているのと同じくらい衝撃的に感じてしまいませんか。んーー例えが悪いですかね。
2035年の世界

2035年の世界

この100年に一度といわれる変革はより多くの人を飲み込み変化をもたらしてくれます。今は第四次産業革命と言われています。
もともとはドイツ政府が2011年に提唱しはじめたインダストリー4.0が起源。その後、様々な国や企業が独自に提唱をしておりますが、大きく形を変えていない根幹部分がIoT、ビッグデータ、AIです。この3つを軸にして農業、金融、製造、物流、医療、移動、サービスなどのありとあらゆる産業構造が大きく変化しようとしてます。まぁいつもメディアが言っている通りの話ですね。

残念ながら・・この第四次産業革命、日本には世界をリードする分野が多くありません。諦めている訳ではありませんが、多くの分野でルールを作る側ではないことは明らかです。
将来を悲観的見ている訳ではありませんが、楽観的に捉えてしまっては見えてこないモノが多すぎる時代です。世界的な企業の頭文字をとってGAFAなんて言われてますがこれだけ影響力を持つ企業に成長するって誰か予測できてましたか?中国でもユニコーンと言われる時価総額1000億円以上の巨大企業が続々と誕生しており、米中の2ヶ国を中心に第4次産業革命の中枢を担ってくことは間違いないでしょう。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2016/0117nk/n16_2_1.html
(内閣府 新たな産業変化への対応 第四次産業革命のインパクト)
悲観的に見る理由として我々には大切な家族が幸せに暮らせるよう時代を見る目を養い、子供に苦労を掛けないようサポートしなくてはならない役割があるのです。
現在の教育理念は明治時代(1890年)に教育勅語という形で姿を現し、戦後(1947年)日本憲法に基づき教育基本法という形で理念が書き換えられました。そして2006年にも日本の教育が目指す方向が変わりました。この記事『もし仮に』という形で書いておりますが、2006年から12年が経過した教育理念や目指す方向はそろそろ書き換えないと『やばい』って思いませんか?何故かって、我々も嫌というほど経験してきた学校教育は、優秀な労働者階級を生み出す事に秀でており結局のところ「いかに早く正解にたどり着けるか」という観点に集約されてしまいますよね。従来の延長戦でモノゴトを考えてしまっては危険!教育熱心な皆さんはもうおわかりですね。今後は労働者階級は縮小していくことは確実です。子供達世代が社会に出て活躍するようになり、幸せを感じられる年頃って30歳前後じゃないでしょうか。そうだとすれば2035年くらい‥それは激動の黒船来航~討幕までと同じ今から16年後。その時、我が子は‥

(続く:次回完結できるかな?)

では

[子供が描く今日のイラスト]



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